そんな展開ある！？ラファウの選択を考える【チ。-地球の運動について-】【アニメ感想＆考察】【3話】

最新話見てここくるの習慣化しよう

「不正解は無意味を意味しない」人の知性と探究心は失敗しても止められない素晴らしい名言だ、生きる為なら神にすら嘘を誓えるラファウが最後に「僕は地動説を信じている」と言ったのには泣けた、個人的には研究資料を燃やすのは合理的では無いから死を選んだ、、もあるのだろうが自分が感動を覚えた「地動説」に嘘がつけなかったんじゃないか？とも思う、人の知性と探究心は止まらない、だから自分の資料を糧にいずれは地動説に誰かが辿りつく、、との確信があったのかな？ケシの実を捕まる前の夜に意味深に眺めていたのも印象的でした、まぁあの時点で死ぬ気無かったやろけど💦いやぁ面白いわこのアニメ。

数年前原作一巻(アニメ3話まで)を読んだ時の衝撃と感動が呼び起こされる素晴らしい回でした。

合理的なラファウなら下書きを燃やすんじゃなくてそれを別の場所にダミーの資料として集めとけば、今回みたいに燃え残りでバレることないし、仮にバレて裁判になっても嘘ついて神学行くって言って、ダミーの資料燃やせば研究を続けられてた

ネタバレ















オープニングはあのままで大丈夫だと思います。
次の主役たちもちゃんと皆んな映ってるので

衝撃的展開でしたね…
知識の継承、悠久の時を感じるいい作品だと思います。今期でぶっちぎりで面白いです

『チ。』というシンプルなタイトルに内包されている意味が明らかになって行くような話でしたね、法廷でのラファウ少年の行動も彼自身がフベルトと出会った事で影響を受けたように裁判を目撃した聴衆とその状況を聞いて噂として伝え聞く民衆達、その影響と未来に対して大小の差はあれど知見と叡智の血脈を遺す事は出来ると確信しての覚悟の決断だったという事かと震えました、生への未練を断ち切り自決という形で役目は終えたと言わんばかりの退場には悲惨さは無く鮮やかさすら感じさせられましたが、彼が亡くなっても宇宙も地球も世界も消え去る訳ではなく物語はまだ続いて行くという事で今後の話にも期待してしまいます

不正解は無意味を意味しないは科学的思考そのものですね
例えば数字を3つ回答者が言って、出題者が想定した法則に基づいて◯✕を出し法則を探るゲームをするなら
◯になる数字を言っても意味がなくて、✕になる数字を出して絞っていく必要があります
123と言って◯と言われたら、456と聞くのではなく321や213と不正解を出すことが大事になるし
世界そのものも「こうではなかった」の積み重ねが法則を導き出すのです

研究の観点ではもう詰んでいた、という考え、すごく納得しました！
まだ心のどこかで、「嘘ついて生き延びた方がよかったのでは…？落ち着いたらまた研究すればよかったやん！」という気持ちがあったので。
でも前科持ちでまたポトツキの家に住んで、とても研究なんて出来ないですよね。しかも資料は燃やしちゃってるし。それだったら資料を残したまま、次の人に渡そうってなったんでしょうね。

このまま考察を続けて最後まで完走してほしい。シーズン2になると思うけど。