ミラノ・リナーテ空港, by Wikipedia
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ミラノ・リナーテ空港(ミラノ・リナーテくうこう、伊: Aeroporto di Milano-Linate、英: Milan Linate Airport)はイタリア共和国ミラノにある国際空港。
ミラノ出身の発明家で、航空技術のパイオニアであるエンリコ・フォルラニーニの功績を称え、エンリコ・フォルラニーニ空港(Aeroporto Enrico Forlanini)という別称が付けられている。
リナーテ空港はミラノ市の東、ペスキエーラ・ボッロメーオに位置しており、ミラノ・マルペンサ空港に次ぐ第2の規模のミラノの国際空港である。
かつてはボーイング707やボーイング767などの大型機による中東などへの便や貨物便も運航されていたが、滑走路が短く、空港そのものの規模が小さいため、現在はワイドボディ機による中長距離国際線はミラノ・マルペンサ空港に移管され、ボーイング737やエアバスA320などによる、主にイタリア国内線や周辺ヨーロッパ諸国への短距離国際線と、ビジネスジェットの乗り入れが中心となっている。
市内中心部から遠いマルペンサ空港に対して、中心部との距離が近く(リナーテ空港は都心から4.8km、マルペンサ空港は都心から39.97km)、ミラノ市中心から地下鉄が乗り入れているほか、マルペンサ空港とは高速バスと路線バスで結ばれている。
ミラノ交通局 (Azienda Trasporti Milanesi (英語, イタリア語)、ATM)の路線バス73系統、あるいはX73系統(直通)がドゥオーモ広場東のサン・バビラ広場と空港との間を、約45分で結んでいる。
地下鉄駅、バス停の脇にある券売機で市内交通共通券(€1.50、乗り換えは90分間有効)を購入し、バス内の機械で読み取らせ有効化してから用いる。
いずれの方向も発車時間で5:35-24:35、10-20分間隔で運行している。
サン・バビラ広場ではミラノ地下鉄M1の他、路線バス54、60、61、94系統などに乗り継げる。
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