マーラー交響曲 第3番 ニ短調 第1楽章 小泉和裕指揮 九州交響楽団 Mahler:Symphony No.3 in D Minor 1mov. KYUSHU SYMPHONY ORCHESTRA
▼九州交響楽団の第375回定期演奏会(小泉和裕指揮, 2019年7月27日 福岡シンフォニーホール)の映像です。2020年3月の主催演奏会がすべて中止となり、ご来場を楽しみにしてくださっていたお客様のためにと配信が決定しました。
【マーラー交響曲第3番について】
交響曲第3番は、マーラーの作品の中でもとりわけ長大かつ壮大なヴィジョンをもっている。二部六楽章という異例の構成をとるこの交響曲で表現しようと試みたのは、生命のない無機的なものにはじまり、草花、動物、人間、そして神の愛に至る壮大な発展のプロセスだったと近しい友人に伝えている。また別の友人には、この作品について「森羅万象の進化の過程を一歩一歩あがっていく音楽的な詩」だと説明していた。
【第1楽章】ニ短調、4/4拍子、力強く、決然と
序奏つきのソナタ形式。ホルンのユニゾンによるいくぶん野卑な ファンファーレに続いて、重く湿っぽい付点リズムと三連符による葬送行進曲風のパッセージが現れる。提示部は、序奏のテーマを引き継いだ颯爽とした行進曲。全体を通して、多様な要素が鮮やかに並置される。
[第375回定期演奏会プログラムノート(月刊「九響」掲載)より抜粋]
※九州交響楽団からの要請を受け、株式会社カウテレビジョンが代理で公開しております。
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